2015新年あいさつ

 

 新年、明けましておめでとうございます。

 昨年、安倍政権は消費税増税や日銀による常軌を逸した金融緩和など「アベノミクス」と称する大企業大金持ち優遇の政策を行いました。それによって円安、株高が進む一方でGDP(国内総生産)の低下を招くと共に経済格差は一段とひどくなっています。
 また、経済のみならず、集団的自衛権の閣議決定、原発再稼働承認、翁長沖縄県新知事誕生にもかかわらず辺野古基地建設の推進など、多くの国民の意見に耳をかすことなく暴走しています。

 これら安倍政権の暴走に対して、沖縄知事選で翁長新知事を選ぶと共に、昨年末総選挙での日本共産党21議席への躍進と、国民の側の反撃が起こっています。

 皆さん、今年は「この道しかない」と引き続き暴走する安倍政権と、生活重視、民主主義を守ろうとする国民の願いとの「ねじれ」を解消する年です。日本共産党は衆参両院で獲得した議案提案権を生かし、消費税再増税、集団的自衛権の法制化、「残業代ゼロ」法案の阻止に向けて全力を尽くします。
 春に行われるいっせい地方選挙で必ず躍進をかちとり、昨年の総選挙で発展させられた“第3の躍進”を着実に前進させる所存です。

 日本共産党はみなさんと力を合わせ、これら問題の解決に向けた年になるよう奮闘する決意です。
 最後にみなさんがご家族ともどもこの1年を健康に過ごされることを祈念して、新年のご挨拶とさせていただきます。

 

(HP編集委員会)

(15.01.03)