2009年4月4日「しんぶん赤旗」

川重は大量解雇やめよ!! 兵庫、岐阜の共産党 神戸本社に申し入れ

 日本共産党兵庫、岐阜両県委員会と瀬戸恵子衆院比例近畿ブロック候補、鈴木まさのり比例東海ブロック候補は三日、川崎重工神戸本社へ「大量解雇の中止・撤回」を申し入れました。
 申し入れは、派遣・期間社員の大量「雇い止め」計画の内容を公表し、社会的責任を果たすため計画を中止・撤回し、正社員への登用をすすめること、労働法制を順守し、違法な解雇など解雇権の乱用をやめることなど、五項目を求めています。
 瀬戸候補は、志位委員長の国会質問や兵庫労働局が日本トムソンの派遣切りにたいし是正勧告したことを示し、明石工場など具体的な相談内容を紹介し、「三年以上働かされている派遣社員がいる実態は明らかに違法。大量の雇い止めは許されない。雇用の確保を」と迫りました。
 応対した労政課の高橋裕二氏は、「景気悪化の中で派遣・有期社員の雇用の確保は難しい」「労働法制は順守する。法違反と認められる事例があれば対応する」と答えました。
 申し入れには、新町美千代県議、沢井清美、椿野利恵明石市議らが参加しました。