2008春闘 今後の課題

 川重の今年の春闘は3月12日の回答を組合がそのまま受け入れ、終了しました。
 注目された賃上げは2年間で2,000円、相次ぐ生活物資の値上げにも追いつかない金額です。
 大企業は莫大な利益を上げるのに比べて、労働者はその一部でも回るどころか、統計的にも知られているように、勤労者の平均年収は毎年下がり続けています。せめて春闘でカバーしてほしいというのが我々の願いですが、少なくとも川重の賃上げは願いをかなえてくれるものではありませんでした。

 さて、ここでは今年の春闘を振り返り、今後に向けての課題を取り上げてみたいと思います。