川崎重工・兵庫工場で転倒による左膝負傷の休業災害が発生
3月11日(木)に、兵庫工場の現場において、40代の男性社員(名古屋工場からの応援者)の方が左膝を負傷する休業災害が発生しました。
被災された方は、昼休み食事に行く途中、車両職場のプラットフォーム下で、少し浮き上がっていた雨水溝のフチ金に引っ掛かり転倒し、左膝を強打したようです。
厚生労働省の発表によれば、職場での労働災害(休業4日以上)では、転倒災害が一番多く、その主要な原因は滑り、つまずき、踏み外しです。
川崎重工においても、2020年の休業災害の1位が転倒(4件)となっており、昨年11月の中央経営協議会では「転倒災害については近年、多く発生している労働災害でもあるため、引き続き、職場環境整備や注意喚起を行っていきたい」と会社が回答しています。
他工場からの不慣れな応援者であっても、安全な職場環境整備が図られていたのか、また、きちんと注意喚起が行われていたのかなどを検証する必要があります。
被災された方の早期回復を願うとともに、会社に対し、上記の件も含め、徹底した原因究明と再発防止策を求めます。
(21.03.14)