川崎重工・西神戸工場で3ヵ月前に腰椎椎間板ヘルニアによる休業災害が発生


3ヵ月前の2月22日(月)に、西神戸工場において、30代の派遣社員の方が腰椎椎間板ヘルニアによる休業災害が発生していました。

被災された方は、同僚が手で押さえたマニホールドブロックと呼ばれる金属体に付けるプラグを、トルクレンチで締め付けるために腰を回転させたときに、腰を痛め動けなくなったようです。

締付作業は、地面に置いた木製パレット上で、腰に負荷がかかる姿勢で行われていました。作業がしやすい作業台の利用や人力に頼らない機械化等の措置は取られていませんでした。

被災された方は現在も治療中ということで、早期回復を願うとともに、会社には原因究明と類似作業の点検、および負荷軽減による再発防止策を求めます。

なお、労災認定がなぜ遅れたのか、そこに問題がなかったのか、についても労使で忌憚のない議論をしてほしいと思います。


(21.05.30)