川崎重工・坂出工場でウインチに巻き込まれ腕を骨折する休業災害が発生

3月24日(木)に、坂出工場において、30代の構内協力従業員の方が左腕の橈骨尺骨幹部骨折をする休業災害が発生しました。

被災された方は、同僚他2名との電線敷設作業の中で電線4本の引き込みのため、電線先端に取り付けたロープを左手で引っ張りながらウインチで巻き取る操作をしていました。

同僚から電線が引っ掛かったという連絡を無線で受けたので、ウインチを停止した際、電線の自重でロープが引っ張られ、ウインチドラムに左手が巻き込まれました。巻き込みを解消するために、通りかかった別の作業者にウインチ操作を依頼をしたところ、操作方向を間違いさらに左手を巻き込まれ負傷したようです。

被災された方の早期回復を願うとともに、会社に対し、もし別の作業者が通りかからなかった場合どうなっていたのかも含め、徹底した原因究明と再発防止策を求めます。 


(22.03.29)