川重兵庫工場で重大災害!

 14日午後1時20分頃、川崎重工業兵庫工場で、電車の部品を点検していた社員の男性(64)と派遣社員の男性(68)が、作業中に車両の鉄枠と地面に置いてあった別の鉄枠との間に挟まれ、社員の男性は頭を打撲、派遣社員の男性は肋骨を折るなどの怪我を負いました。

 2人は車両の床の骨格になる重さ約1.5トンの鉄枠(縦2.5メートル、横5メートル、厚さ14.5センチ)の仕上がりを点検するため、クレーンで吊り上げ作業中に、バランスを崩して別の鉄枠との間に挟まれたとみられます。

 怪我をされたお2人の一日も早い回復を願うとともに、会社に対しては二度とこのような重大災害が発生しないよう、個人の不注意で済ませることなく、事故原因の徹底究明とそれに基づく根本的な改善策を求めます。

(09.10.25)