読書感想"集英社新書・「憲法改正」の真実"

 読者の方から、読書感想"集英社新書・「憲法改正」の真実"という投稿がありましたので紹介します。


 最近読んだ本の紹介をします。
3月22日に刊行された、"集英社新書「憲法改正」の真実" 樋口陽一、小林節著です。

 バリバリで折紙付きの護憲派:樋口陽一東京大学・東北大学名誉教授と、かつて「改憲派」バリバリの慶應義塾大学名誉教授で、今では、護憲派集会にj引っ張りだこ:小林節さんの対談を編集したものです。
 是非読んで欲しいです。内容の一部を下記紹介します。

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 「緊急事態条項」(国家緊急権)について、改憲派小林節さんが考えを改めたのは、阪神・淡路大震災や東日本大震災で弁護士の方たちから意見を聞く機会があったからだそうです。
 災害に際して、中央が権限を強化したところで、被災地の状況が把握できない、把握できない政府に委ねても、救うことは出来ない、災害を救うのは状況を把握できない政府より自治体の首長に権限を委譲することが肝要だと痛感したそうです。
 今、政府が制定しようとしている緊急事態条項は、被災地の実態を無視し、災害をダシにするまやかしそのものですと、緊急事態条項
危険性について訴えています。

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安倍政権に声を大にして言いたい!
「災害をダシにするな!」
「人権をダシにするな!」
「人命をダシにするな!」

Y.H


(16.03.27)