フルハーネスの適用拡大が望まれる

 「フルハーネス」とは右の写真のような胴体全体をベルトで支えるタイプの安全帯です。これまで日本では普通のズボンのベルトのように腰だけに巻くタイプのものでしたが、安全帯メーカーの説明によれば欧米では古くからフルハーネスが当然のものとして使われているとのことです。
 フルハーネスの利点について、川重労組は「坂出工場では足場職はフルハーネス安全帯を使用しており、5月24日に坂出工場で発生した転落による休業災害においても、被害を少なくすることができたように思う」(川重労組ニュース1809号)と、フルハーネスの適用拡大を会社に要望しています。
 これに対して会社は消極的な態度で、「大型構造物の高所作業等から徐々に範囲を広げることを各カンパニー/ビジネスセンターに検討依頼していきたい」(同上)と述べるにとどまっています。
 フルハーネスならば、従来のもののように不適切な締め付けによる墜落時の内臓の損傷などを防ぐことができます。労組も言っているように、また欧米では全面的に使用されている事実からも、フルハーネスの全面的適用を急ぐべきではないでしょうか。

(16.10.11)