「はぐるま」 2020年 新年号
NO.242



生田神社(M.F)
Contents
 誰もが自分らしく暮らし、働ける 政治と職場への大転換の年に!
 会社が 「“年末年始ゼロ災強化活動”の実施要請」を通達
 大河
 読者の広場
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誰もが自分らしく暮らし、働ける 政治と職場への大転換の年に!


新年明けましておめでとうございます。

世界と日本で未来に向けて声を上げる若者たち

昨年、世界や国内では、若者たちが声を上げ運動に立ち上がりました。

国連気候行動サミットでは、16歳の環境活動家グレタさんが、「若者を裏切るなら許さない」と、抜本的な温暖化対策を怠ってきた首脳らを厳しく追及し、それに共感した世界の若者たちが抗議行動に立ち上がりました。香港では、「逃亡犯条例」改正案を契機に、若者たちを中心とした市民のデモが200万人にも達しました。

国内でも、高校生らが声を上げ、大学入試の英語民間試験、国語・数学への記述式試験の導入を「見送り」させました。「声をあげれば政治は変えられると実感できた」と17才の女子高生は語っています。

国を滅ぼす戦後最悪の安倍政権を終わらせよう

安倍政権は、国内では、日本経済にとって致命的な打撃となる消費税10%の大増税を強行し、沖縄では県民の声を無視し辺野古新基地建設を強行、「桜」疑惑のように隠蔽・改ざんなど、強権とウソの政治を続けています。また、昨年の参院選で改憲発議に必要な3分の2の議席を失いましたが、国民の多数が望まない改憲に執念を燃やしています。

外交では、トランプ政権の無法な軍事力行使に対して何一つ抗議することなく、「有志連合」の呼びかけに事実上応える形で、危険きわまりない中東沖への自衛隊の派兵を閣議決定しました。

国民の命と暮らしを顧みない、戦後最悪の安倍政権を一刻も早く終わらせましょう。

誰もが自分らしく暮らせる政治へ

昨年は、参議院選挙や知事選を通じて市民と野党の共闘が発展しました。今年はこの共闘をさらに発展させ、安倍政治にはない、「立憲主義」「格差是正」「多様性」の回復を共通理念とした、「誰もが自分らしく暮らせる明日」のために、新しい野党連合政権をめざしましょう。

利益最優先の経営ではなく、働く人々が大切にされる職場に!

昨年、私たちは、パートナー社員制度について、これは女性中心の制度と言えるもので、一般従業員と比べ賃金・一時金に大きな格差があり、ジェンダー平等に逆流する制度であることを提起しました。

今日、職場では依然として、若者の離職に歯止めがかかっていませんし、精神疾患や労働災害、死亡退職者の増加も続いています。

私たちは、この背景として、会社が人財を単なる利益追求の労働力として扱っていることを指摘してきました。しかし、金花社長の今年の年頭あいさつを見ると、引き続き、利益最優先の「ROIC8%」経営を追求する内容となっており、残念ながら、働く人たちに希望あるビジョンが示されていません。

これまで私たちは、利益最優先の経営ではなく、働く人々とその家族を何よりも大切にし、一人ひとりを人間として尊重して「育てる」こと、それが企業の存続・発展にもつながると主張してきました。川重の『行動規範』でも「すべての人が生き生きと働ける職場をめざします」と述べています。

今こそ川重は、『行動規範』の実現をめざし、他の企業に先んじて、次のことに取り組んではどうでしょうか。
○正規・非正規、関連企業の労働者も含め、「8時間働けば、普通に暮らせる」賃金にする。
○派遣雇用は臨時的、一時的業務に限定し、「雇用は正社員が当たり前」にする。
○長時間残業を廃し、労働時間を短縮する。


今年も、働く人々が大切にされる職場の実現に向けて、みなさんと力を合わせて奮闘する決意です。


会社が 「“年末年始ゼロ災強化活動”の実施要請」を通達


会社は、昨年の11月に標題の文章を全社に通達しました。

それによると、昨年10月末時点の災害発生状況は、全災56件(休業12件、不休44件)で、前年同期の39件(休業14件、不休25件)より大幅に増加し、ここ10年で最も多い件数となっており、とくに従業員の不休災害が昨年比+19件と目立っているということです。原因のひとつに、「被災者の危険源に対する認識不足」をあげています。

また、昨年9月の労組大会では、中央執行委員長が、統括管理外で2件の重大災害が発生したこと、災害内容について、「特に29歳以下の災害がほぼ半数を占めており、安全に対する意識付けが足りていないように感じます」と述べています。労使ともに、災害の原因の一つに、危険源に対する認識不足をあげています。

重工産業の生産現場は、高電圧や高温・低温、高圧、高所、高速回転体、重量物、燃料などの特有の危険で満ちていますが、ほとんどの若者たちは、このような危険のない生活環境で育ってきていると思います。

会社は、上記の危険に対する基本認識の教育・訓練を重視し、それにもとづいた作業方法や防護策の充実をはかり、そして、お互いに注意し合い、学び合う風土をつくっていくことが大切だと思います。

【大河】
昨年は、安倍首相主催の「桜を見る会」の私物化疑惑が国政の一大問題となり、安倍政権は「逃げ切り」を図るために臨時国会の閉会を強行しました。その後に発覚したカジノ汚職は、底知れない疑獄事件となる様相です。

「桜」疑惑の追及に対し、一部のメディアは、「野党はいつまでやってんだ。もっと大事なことがあるだろう」と言っています。どこがささいなことでしょうか。2大臣が、選挙区でメロンやカニなどを配ったなどで辞任した程度の問題ではありません。

一国の首相が、公然と公金を使って有権者を買収し、マルチ商法会社『ジャパンライフ』の会長を招待し、公職選挙法等の違反や国会での虚偽答弁、招待者名簿データの隠滅などを行ったのではないかという数々の疑惑です。首相なら何でも許されるとなれば、日本は民主主義国家でも法治国家でもなくなり、独裁国家になってしまいます。

安倍首相は、ひたすら逃げれば、国民はいつか「あきらめてくれる」と思っているのでしょう。しかし、安倍政治は、強いものにへつらい、弱いと思うものを屈服させる、そのためなら、あらゆる「公」のものを私物化して恥じないというものです。それは、人間らしく普通に生きたいという人々の願いと真っ向から対立し、〝いったいこの国の主権者は誰なのか“を考えさせます。そして、「自分は自分らしく生きよう」「あきらめずに声を上げよう」とする市民や若者たちを日々育てているのです。このことを忘れてはならないでしょう。


読者の広場 
寒い中ご苦労様です
明石工場の通勤路では寒い中早朝から若い従業員の元気な挨拶が聞こえます。11月から来年1月末まで毎朝7時から訓練生によるマナーアップ運動だそうです。危険で迷惑な歩きスマホはやめて欲しいと思いますが、時間外手当てを払っていても、業務と関係ないことに半強制的にも見える動員はやり過ぎでは?とも思います。
(明石・寒がり屋)
新春だけど春は来るのか?
来年度の予算検討の時期になりましたが、とうとう西神戸でも景気悪化の波が押し寄せてきたようです。いろいろと予算削減の指示が聞こえてきて心重たいです。景気が悪化すれば人員の問題も出てくるかもしれません。

それでも社員が仲良ければまだやっていけるのですが、相変わらずの上司のいる我が設計職場では、悪いものがもっと悪くなります。会社研修を受けてからは変に関わるのがコミュニケーションと勘違いして、無駄に話しかけられて気苦しいばかり。こういった上司をなんとかするのが一番のKーWinなんではないですかね。
(西神戸・天体マニア)
自慢できる仕事! でも?
播磨工場では12月17日に新型宇宙ロケットH3用フェアリングの一般公開分離試験がありました。(テレビニュースでも紹介されていました。)

報道機関等多数の見学者があった模様ですが当社従業員は見学をしないよう通達がありました。場所が狭い、セキュリティー等の問題があるとの理由です。

かつて神戸工場での進水式では仕事を中断して見学に行ったものです。少し寂しいい気がしました。

播磨工場では宇宙空間から海上、海中、地上、地下の大型機械、設備用の多様な大型製品を最新技術で製作しています。労働者はコスト、納期、品質を守るために懸命に働いています。

労働者の処遇も製品同様内外に自慢できるようにしてもらいたいものです。
(播磨・S)
快適な職場維持に感謝
神戸工場の製造ビルは7年ほど前、1階は食堂、2階から6階は事務所として新設されました。ビルでは多くの人が掃除、給茶機の手入れ、ごみ処分、食事の準備等、快適な職場維持のために働いて頂いています。また、気軽に「おはよう」、「こんにちは」等、声掛けもして頂きます。いい仕事が出来ているのは、ビルメンテに携わる皆さんのおかげです。感謝しています。これからもよろしく。
(神戸・H)
ジェンダー指数121位?
経済、教育、健康、政治の4分野の男女格差を数値化した順位付けで、昨年、日本のジェンダー指数は149カ国中110位でした。

今年は、153カ国中、過去最低の121位、主要7カ国で最下位。

安倍政権の「女性活躍社会」が進んでないどころか、男女格差が開いています。日本の社会で女性の声や意見が軽んじられているのではないでしょうか?
すべての人々の人権が保障される、平等な社会の実現を!
( #metoo #withyou)
多くの参加者に見守られた世界初の液化水素船進水式
12月11日(水)神戸工場で、久々の進水式がありました。川重は世界初のLNG運搬船を建造し、その技術を生かし、世界初の液化水素運搬船を建造することが出来たそうです。「すいそふろんてぃあ」と命名され、最近では最も多い4、000人の参加者に見守られて進水しました。感動を与えてくれる神戸工場での進水式が続くように祈っています。
(進水式が楽しみな男)
同一労働同一賃金に期待してたけど
今年4月1日から改正労働者派遣法により、派遣労働者は派遣元か派遣先の社員との待遇差を解消しなければいけなくなるそうですが、川重グループでは派遣元に合わせるようです。

派遣労働者の待遇差を解消するのが目的なら待遇の良い方へ合わせるべきと思います。
(待遇解消に賛成)
福島、宮城の旅
行ってきました、ずっと気になってた福島へ。地震と原発事故、そして今回の大雨。ちょっと観光気分で行くのは不謹慎かと思いつつ、主催者からの言葉に背中を押され行ってきました。車窓から見える景色は錦繍日本の原風景で何も変わらない、でも、そこここにある原発事故で出た廃棄物の黒い塊、見たこともなかった線量計の数値、ここで原発事故があったことをリアルに感じ、日本中に散らばる原発を思った。
(雑)
目指せ金メダル!
今年はいよいよ東京オリンピックが開催されます。去年のラグビーワールドカップの様にワンチームとなり、メダルを目指す姿に感動し、盛り上がる事でしょう。個人的にも、新たな資格を取得するなど目標を掲げ、ステップアップをし、自分にメダルをかけれるような一年になるよう精進したいと思います。
(メダルを目指して)
過労死防止対策推進(厚労省)シンポジウムで聞いてきました
IT化などで高まったはずの生産性に反し、労働時間はどんどん延びて、今や不名誉な長時間労働大国日本。でも私達の体の24時間サイクルは、睡眠中にストレス回復で健康を保っています。過労死睡眠5時間とされている長時間労働で、日々命を削っていませんか、皆さん!
(健康唯一信奉者)
 
 「はぐるま」への期待の一言
「はぐるま」は小さな声を拾い上げてもらえているので、同じ様な思いを抱えている仲間がいるのかと勇気づけられます。これからもその声を消すこと無く大きな場に届けてもらえるようお願いします。

世間では口だけの政治家がたくさんいますが、そうではない実行力期待してます!
(西神戸・はぐるまファン)
 
2020年、干支は庚子(かのえね)、庚は続けてきたことが変わる時、子は始まりを意味します。今年は会社も経営も変化の年です。人を大事にし続ける、はぐるま、今年も楽しみにしています。
(明石・オジサンキラー)
 
いつも「はぐるま」を愛読しています。

各工場の様子や特徴をつかめ大変参考になります。これからも働く人々の要求と、希望のもてる記事をどんどん掲載してください。楽しみにしています。
(T・K) 
毎回の「はぐるま」作成、ご苦労様です。

各政策に対する批判記事が少し多いように思います。それも大事ですが、今の職場をどう変えていくのかというビジョンを「はぐるま」に掲載してもらえれば、将来に展望が持てるのではないかと思いますので、よろしくお願いします。
(神戸・X)
 
日々仕事に没頭していると、世間一般ではおかしい事、間違っている事に気づかず麻痺している事があります。正しい判断に導いてくれる記事や投稿を期待します。
(明石・にわかファン)
 
配布による情報発信だけではなく、ネットによるタイムリーな情報交流に向けたホームページへの掲載や、ホームページに自由に読み書きできる掲示板があると情報交流しやすいです。そこから、より良い生活になることを願います。     (機械くん)

 


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