映画"モンサントの不思議な食べ物"を観て
読者の方から「映画"モンサントの不思議な食べ物"を観て」という投稿がありましたので紹介します。
9月30日(日)台風到来の真っ只中、神戸アートビレッジセンターでこの日限り上映の映画を観てきました。
大荒れの天気に反して会場は超満員で、立ち見の人までいました。食に対する関心の深さを感じました。
映画は、フランスのジャーナリスト、マリー=モニク・ロバンさんが巨大企業「モンサント」社が世界各地で行なっていることをドキュメンタリーで綴っています。
南米はすでに、モンサント社の遺伝子組み換え作物に侵されています。
遺伝子組み換え種子で栽培している大農家のはざまで生活している小規模農業世帯は、つつましい生活を強いられます。子供たちは生活のため収穫物を大農家の土地を通って街の人々に売りに行きます。貧しいため、子供たちは裸足です。
毎日大農家の土地を通るため、子供たちの足は、ぼろぼろになっています。
メキシコでは、遺伝子組み換え作物の受け入れを拒否しているにも関わらず、隣国からの遺伝子組み換え種子の浮遊で汚染されています。
ヨーロッパの農作業者も決してモンサント社の農薬を素手で触ろうとはしません。
体に悪いのがわかっているからです。
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)で、モンサント社の種子が我がもの顔で日本に入ってきたら大変です。
このモンサント社と業務提携しているのが経団連米倉会長の住友化学です。
だから経団連は積極的にTPP参加を進めています。
食の安全を確保する為にも、TPP参加は断固反対です。【モンサント社】
アメリカに本社を構えるアグリバイオ(農産物生産開発)企業、世界の遺伝子組み換え作物市場の90%を誇る巨大企業Y.H記
(12.10.27)