「いのちの山河〜日本の青空II」、良かったです!

 読者の方から映画の感想をいただきましたのでご紹介します。


「いのちの山河 日本の青空U」を観てきました。

 本当に素晴らしい映画でした。事実だから、余計に素晴らしい。
 岩手県沢内村に帰郷した深沢晟雄さんのチャレンジの生き方に感動しました。
 いのちに格差があってはならないという信念で、「豪雪・多病・貧困」の三悪を克服しようと立ち上がっていく様子が描かれていました。
 行脚と対話でとにかくみんなの意見をまとめて行く様子は、草の根運動の起点でしょうね。村人のいのちを守っていく中で、国をも動かしていくという素晴らしい実績を上げていくのです。あきらめず、命をかけて挑んでいき、不可能を可能にしていく村長になっていくのです。
 老人医療の無料化や乳児健診や今では当たり前になっている予防への考え方を次々と実行していったのでした。
 昭和37年に幸福追求の理念を高々と掲げていき、実現していく様子が描かれています。

 「すこやかにうまれる」「すこやかに育つ」「すこやかに老いる」
 生命尊重こそが政治の基本でなければならないという深沢さんの言葉は、今も輝いています。
 国民が主人公のこの日本に生まれてきてよかったとみんなが言えるのは、いつの日でしょうか。
 変えていくのは、21 世紀に生きている私たちだと思いました。
 本当に感動しました。心が洗われるというのは、こういうことだと思いました。


 なお、これらの映画は各地の組織による自主上映会のみで、一般劇場公開はされていません。
映画「日本の青空II」の詳細は以下のホームページにあります。
http://www.cinema-indies.co.jp/aozora2/index.php

(10.03.17)