映画『ミツバチの羽音と地球の回転』を観て
読者の方から映画の感想をいただきましたのでご紹介します。
ホームページに記載されたスラップ裁判の記事で関心を持ったので、山口県上関町祝(いわい)島の原発反対運動のドキュメンタリー映画を見てきました。
今はまさに、原発反対という世論が大きくなっています。
祝(いわい)島の農業と漁業で暮らしている500人の島の人が、原子力発電所の建設に反対しているのは、30年前からです。
原発がどんどん建てられていく中での運動です。
自分たちの生活の基盤である海がなくなるという現実は、自分たちが暮らしていけないという現実です。
だからこそ、みんなの団結もものすごく、パワーを感じました。
普通のおばちゃんが、漁師のおじさんが、立ちあがって活動する姿は、とにかく明るく、すごいとしか言いようがありません。
みんなで考えて、島で自立できるようにいろいろと工夫がされている様子が紹介されていました。
映画の中で紹介されていたスウェーデンの人たちの自然エネルギーへの転換のことなど、これからの日本が学ぶべきものが、世界にはいっぱいあるということもわかりました。
人を大事に、自然環境を大事にしていくことが、今求められていることだと思いました。映画は、いずれも神戸アートビレッジセンターにて上映しています。
078-512-5500 JR神戸駅北西10分・神戸高速 新開地駅徒歩3分
下記三作品は、いずれも鎌仲ひとみさんの作品。WEB割引対象作品。
一般・学生1200円・シニア1000円
7月30日〜8月5日10時30分から 「六ケ所村ラプソディー」
2006年作 119分 (8月2日火曜日休館)
7月30日〜8月5日16時15分から 「ミツバチの羽音と地球の回転」
2010年作 135分 (8月2日火曜日休館)
8月20日〜8月26日10時30分から 「ヒバクシャ 世界の終りに」
2003年作 116分 (8月23日火曜日休館)
(11.07.30)