「川崎重工は派遣労働者の雇い止め中止を!」
神戸本社に日本共産党川崎重工委員会が申し入れ
新型コロナによる雇用悪化のしわ寄せがとりわけ非正規労働者へ集中している中で、川崎重工は、明石工場MC&Eカンパニーで5月末に、派遣労働者の雇い止めを実施しました。さらに西神工場においても、雇い止めを行っています。
川崎重工神戸本社を訪問し、 申し入れ書を手渡す(10月2日) 党兵庫県労働部長が同行 |
日本共産党川崎重工委員会は10月2日、神戸本社に派遣労働者の雇い止め中止を申し入れました。
「申し入れ書」では、厚生労働省が日本経済団体連合会に対し「派遣労働者の雇用維持」の要請を行っていること、川重の行為は厚労省の要請に従わず、派遣労働者とその家族を路頭に迷わせ、雇用情勢の悪化を加速させるものであること、内部留保の活用などで雇用と生活を守るべきあり、大企業としての社会的責任を果たすこと、を強く求めました。
具体的には、以下を申し入れました。
1. 派遣労働者の雇い止めを中止すること。
2. 派遣労働者の雇い止め回避のための緊急対策として、川重内の他の就業先を紹介すること。
3. 派遣元から法に定める直接雇用の依頼があった場合は、雇い入れること。
党川崎重工委員会は、川重に対し面談にて申し入れを要請しましたが、「申し入れ書」を受け取るのみで回答もできないということでした。橋本康彦社長がHPの「社長メッセージ」において、「社会から信頼され続ける企業であるために、ステークホルダーとの建設的な対話を推進する」と宣言しているだけに、残念な行為と言わざるを得ません。
なお、明石工場MC&Eカンパニーと西神工場の雇い止めに関して、党川崎重工委員会と党兵庫県委員会で、兵庫労働局に9月、「派遣切り」をやめさせるよう要請しました。
<ともに働くみなさんへ>
川重の雇い止めに関してどんな情報でも結構です。情報をお待ちしています。
一人で悩まないで、気軽に日本共産党川崎重工委員会あるいは近くの共産党事務所にご相談ください。
日本共産党川崎重工委員会 |
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<FAX> 078-341-3236 |
(20.10.04)