素晴らしい五月晴れとなり集会開始前の会場ではミニコンサートが始まり、ソウル・ゴスペルシンガー新井深絵（あらいみえ）さんが会場に響き渡る素晴らしい歌で会場を盛り上げました。初めて聞きましたが魅力ある歌声で元気をもらいました。
この段階では公園の奥の一角で数百人くらいの感じでしたが、集会が始まると一気に参加者が増え、メインスピーカーのジャーナリスト金平茂紀さんのスピーチが始まる頃には多くの集会参加者でうまりました。主催者発表では3,000人とのことでしたが、私はそれよりはるかに多い様に感じました。
金平さんは、ロシアの侵攻の翌日にウクライナに入り取材したことにふれ、「戦争はどんな理由を付けても殺し合い」「絶対に戦争を起こしてはいけない」「現地でたどりついた結論は『殺すな』という言葉」と悲惨な戦争させないことの大切さを述べられ、そのために世界の最先端の日本国憲法、9条を守ることが重要だとして、仲間内だけで響き合うだけでは改憲と軍拡の流れに押されてしまう「是非みなさんも身近な人と憲法について話してみて欲しい」と呼びかけられました。
来賓あいさつでは、日本共産党のこむら潤さん（参院選兵庫選挙区予定候補）が、「夏の参議院選挙は平和憲法を守れるかどうかの正念場、子供たちに争いのない平和で自由な国を引き渡したい、自衛隊を、守るのみならず攻める自衛隊に改編しようとする9条改憲には断固反対、みんなの力で自由と希望ある未来のために平和憲法を守りましょう」と訴えられました。
詳細は下記URLのYouTubeを見てください（ミニコンサートから集会終了までの約2時間）。
https://youtu.be/hdc59qCUo8s
改憲したほうが良いと思っている人にこそ対話し、憲法9条の大切さを一人でも多くの人に伝えないといけないと、結構な日焼けと、立ちずくめの疲労感を感じながら思った75回目の憲法記念日でした。集会後のデモ行進は、フラワーロードを南から北に進み、元町駅まで、約1時間かけて車線を一つ占有し集会参加者の大半が参加されました。感染防止で掛け声はありませんでしたが、フラワーロードの南北に連なる（おそらく元町駅まで連なっていたと思います）デモ行進に圧倒されました。
この日、東京大集会は1.5万人、大阪3,500人、京都2,500人など全国で「戦争反対、9条を生かす政治を」の行動に多くの市民が参加されたようです。（赤旗5/4付け報道）
