第4章 世界の働くルール−EU諸国、ILO、韓国

第4章では、「日本と世界の大きな違いを知ること、日本が世界からどれだけおくれているか。」について話し合われました。

Iさん:世界と日本の違いは、産業別組合か企業別組合かだ。
Hさん:世界も日本も、組合の組織率は低い。
Aさん:イタリアでは法律で決まったら、組合に関係なく適用される。組合員でないと日本では除外される。労働協約が労働基準法以上になっている。
Jさん:著者は、「憲法28条が団結権を保障したのは、労働組合が労働者全体を代表して労働条件全体の向上を目指すことを期待しているからです。労働協約の拡張適用の制度は、労働組合が未組織労働者を含む労働者全体を代表すべきであることを示しています。」と書いているけど、組合は、未組織労働者のためにも、会社と話し合わないといけない。(資料3参照
Cさん:世界のルールはILOだ。CSR(企業の社会的責任:Corporate Social Responsibilty)というのを会社も言っている。
Eさん:EU中心で産業別組合になっている。なぜ、そうなったのかな。日本にも、その条件はあるのかな。
Bさん:日本も昔は、産業別組合だった。ギルドなどもある。
Dさん:日本では戦後、アメリカ駐留軍により分断政策が行われた。
Fさん:働く仲間という意識が産業別組合に繋がる。
Gさん:日本・韓国が企業別組合だ。

◎目からウロコその4:世界と日本の違いは、産業別組合か企業別組合か!