雇い止め撤回の申し入れに背を向ける川重神戸本社
川重明石工場汎用機カンパニーの3月末での派遣労働者約80名の雇い止めが切迫するもとで、3月18日、日本共産党国会議員団兵庫事務所や党川崎重工委員会らが川重神戸本社に対して雇い止めの件で申し入れを要請しました。
これは、“雇い止めをやめさせ正社員にしてほしい”という派遣労働者の切実な訴えと、今回の雇い止め自体が、違法・無法を土台にしていることが次々明らかになったことによるものです。
しかし、会社は「申し入れは受け入れられない」と断りました。そして、翌19日に直接神戸本社に出向きましたが、面会も申し入れ文書の受け取りも拒否する態度に終始しました。
会社の態度は、批判的意見を聞く立場をまったく放棄するものです。それに、『カワサキグループ・ミッションステートメント』の中で「事業展開のすべての局面において企業の社会的責任を認識し、地球・社会・地域・人々と共生する」という自らの宣言にも反するものです。
私たちは、会社のこのような態度に強く抗議するものです。
「申し入れ書」
(10.03.22)