今 日 の ひ と こ と
 

■2010.12.24

2010年もあとわずか、師走らしく、あわただしくなりました。
今年の10大ニュースも発表されました。
一年を通して振り返ってみると、一月にハイチで、二月にはチリで大地震。
四月にアイスランドで火山爆発、メキシコ湾で原油流出。
日本では、113年で最も暑い夏を体験しました。
自然関係でもこれだけ大きな事柄が起きています。
人間の力は、自然の力と比べるととても小さいです。
みんなで知恵を出し合って明るい未来を作っていきましょう。


■2010.11.30

NHK大河ドラマ"龍馬伝"最終話と沖縄知事選開票結果が11/28日曜日にありました。龍馬の名せりふの一つに「みんなが笑って暮らせる世の中にせんとあかんぜよ」があります。今回の沖縄知事選で惜敗した伊波洋一さんは「基地ある限り、解決しなければならない課題として厳然と残ります。私たちはずっとチャレンジし続け、いつか勝つでしょう」(11/29しんぶん赤旗)と龍馬の名せりふ沖縄版といっても過言でない発言をされました。
一方、候補者さえも擁立できなかった不戦敗の政府・民主党は「アメリカに笑って頂くために沖縄はこの先ずーっと我慢せにゃ」との立場から、沖縄への懐柔策を模索しています。
今回の沖縄知事選をアメリカ政府でなく日本国民が"笑って暮らせる"新たなスタートとしていきましょう。


■2010.11.05

皆さんは「思いやり」予算という言葉を、聞いたことがありますか? 
日米地位協定では、在日米軍の維持経費は日本に負担をかけないで、すべて米国が負担すると規定していますが、それに反して日本が負担しているために「思いやり」予算と呼ばれます。

1979年度から始まり2010年度までの32年間で、総額2兆1714億円にも上ることが分かりました。国民から集めた大切な税金を、このようなことに使い続けるなんて許せません。


■2010.11.03

企業の9月決算が発表され、軒並み大幅な増収・増益となり大手銀行3行の純利益は1兆円規模になるとの報道です。川重も連結純利益累計を70億から123億に上方修正しました。一方、国民の所得は減少を続け、暮らしは一向に明かりが見えません。
一気に秋を飛び越し寒さが身にしみる季節になりました。菅内閣には国民目線の暖かい政策の実行を切に望みたいです。


■2010.10.20

このたび二人の日本人研究者がノーベル化学賞を受賞しました。
同じ日本人として喜ばしく、また誇り高く思います。
しかし、これから日本人がノーベル賞を受賞することは困難になるだろうといわれ、びっくりしました。
なぜなら、その理由はあまりにもお寒い国立大学の運営交付金にあるからです。
ノーベル賞も20年30年の地道な研究の成果です。
それが、大志を持って博士号を取得しても、海外に武者修行して帰国しても博士浪人や研究ポストにつけないなど冷たい現実があります。
基盤的経費である国立大学交付金のこれ以上の削減は大学の存立自体を脅かし、科学研究費補助金の削減は研究環境の劣化や若手研究者の育成にも大きな影響を及ぼすと国立32大学理学部長会議が緊急声明を発表したほどです。
民主党政権は事業仕分けで科学予算や大学予算の削減を打ち出していますが、もっと国の将来を見据えた基礎研究支援を行うべきです。


■2010.10.02

今年は9月22日が陰暦8月15夜の中秋の名月でしたがほとんど曇り空でした。月がよく見えないことを「無月」と呼ぶそうです。
遅々として国民の暮らしには明かりが見えて来ません。
国民の命と暮らしを守る政治には「無月」は無縁であって欲しいです。


■2010.09.19

9/12日付の赤旗日刊紙に、1981〜2003年の22年間、マレーシアの首相を務めたマハティール元首相のインタビューが載っていました。
「戦争の選択肢 時代遅れ」という見出しが出ていました。その中でマハティール元首相は、こんなことを語っています。
「地域の平和と安全保障のために、私たちがしてきたことは、東南アジア諸国連合(ASEAN)を結成することです。」「ASEANはどんな問題でも、軍事的な行動をとらず、交渉を通じて解決するよう努力してきました。」と語っています。その結果、「現在この地域には外国軍の基地はありません。最後の米軍基地は、フィリピンが撤去を求めました。いま(世界)各国は外国の軍事基地を持つべきではありませんし、持たないという方向に行くべきだと私は考えます。」という考え方は、世界の主流になりつつあります。
最後に、「国家間の紛争解決の選択肢に戦争があるという発想は、もう時代遅れ・期限切れです。それでも多くの国が巨額の無駄遣いをして戦争の準備をしているのは、それが大きなビジネスだからです。」と語っています。
マハティール元首相の言葉は、今の日本や東アジアにも通じることだと考えます。民主党の菅首相に、マハティール元首相の言葉を国民の皆さんと一緒に届けましょう。


■2010.08.31

マスコミは「民主党の代表に誰がなるのか」と騒ぎたてています。
菅内閣は、大企業・大資産家の減税、低所得者に負担が大きい消費税増税、民意がもっとも国政に反映される国会議員比例定数の削減など民主主義への挑戦が顕著になっています。
円高の進行で輸出依存の企業の経営が圧迫されて、その影響は労働者の雇用や賃金にも出てきています。
今の政治混迷の原因である二つの異常―「米国いいなり」「大企業いいなり」から脱却しない限り、党首が誰になろうと政治混迷が続くのはあきらかです。


■2010.08.16

残暑お見舞い申しあげます。
立秋を迎えても、日本列島は酷暑日が続く毎日です。
今夏、日本を始めとして世界各地で記録的な異常気象が伝えられています。
ロシアなどでの熱波やパキスタンの洪水などで、かなりの死者が出ていると報じられています。
我が国では、梅雨明けと同時に激しい暑さが各地を襲い、マスコミを通して毎日のように熱中症で病院に担ぎ込まれ、不幸にして命を落とされていることが報道されています。
しかも長寿大国といわれる日本で、この暑さの中、とりわけ一人暮らしの老人が部屋の中で亡くなると云う痛ましい事態に、助ける手立ては無いものかと残念でなりません。
誰もが老後を迎えます。一人ひとりの命が大切にされる社会に変えていきましょう。


■2010.07.30

テレビのアナログ放送停止まで1年を切りました。皆さんのアナログ対応はいかがでしょうか。
政府は電話アンケートの結果で8割以上となっていることからアナログ停止は延期しないと言っていますが、識者はアンケートの結果に疑いを持っていて、実際の普及率は6割程度、数百万人の「地デジ難民」が発生すると懸念を表明しています。
特に地震や各種警報などの災害報道について、「地デジ難民」がそのまま放置されることは大きな問題を残すことになります。

他にも生活保護家庭に対する無償でのデジタルチューナー配付について周知が不十分であることも指摘されています。

それと同時に、壊れてもいないのに安物でも3〜4万円もする受像機を買い換える必要があることも問題です。

このような問題が解決できるまでアナログ停止を延期すべきでしょう。


■2010.07.13

今回の参議院選挙の結果、日本共産党は改選議席数が4から3に後退し、得票数でも3年前から減らしました。
ご支援いただいた方々の努力にも関わらず、このような結果になったことは私たちの力不足でありお詫びします。
今回の選挙結果は民主党に厳しい審判を下したことは明らかです。だからといって国民が自民党政治に戻りたいという意思を示したとはいえません。これまでの自公政権、民主政権のいずれも財界いいなり、アメリカいいなりの姿勢があり、そのことに国民が怒っていることは明らかではないでしょうか。 日本共産党は、これらの「2つの異常」の歪みを克服し、国民の願いにこたえられるよう、今後とも公約の実現に努力する決意です。


■2010.06.20

参議院選挙まで3週間、世論調査では「景気・雇用」を望む声が3割に達しています。4月の完全失業者数は18か月連続増加の356万人。完全失業率は5.1%ですが、その中でもこれからの日本を背負っていく、15〜24歳の完全失業率が9.6%と異常な事態です。不安定雇用、年収200万円未満の働く貧困層、生活不安は一向に改善の兆しすら見えません。
法人税収入が落ち込む中、大企業の内部留保総額は229兆円に膨れています。法人税収入が2008年度11兆円から2009年度は5兆円と半分以下に落ち込む中、民間のシンクタンクの試算では東証一部に上場する株主配当総額は20%以上増やし3兆円を超える異常な高水準です。
民主党をはじめ自民党から分裂した各党はこぞって消費税率のアップを肯定し、国民が切望する命と暮らしを守る政策には無頓着。今こそ米国と財界に国民の立場でモノが言える日本共産党の出番です。



■2010.06.05

国民の期待を受けて誕生した鳩山連立内閣は、8ヶ月の短命に終わりました。マニュフェストに掲げた公約は、国民が望んでいた方向から徐々にずれてしまい、期待から失望そして怒りへと進みました。
鳩山元首相の退陣では「国民のみなさんが徐々に聞く耳をもたなくなった」と。国民の声、沖縄の人たちに聞く耳を持たなくなったのは、鳩山元首相のほうです。
「政権交替」は、古い政治から脱却して「国民が主人公」の新しい政治を求めた国民の声なのです。
内閣が変わってもアメリカの言いなり、財界の言いなりでは、「国民が主人公」の政治は、実現しません。
今こそ、「アメリカにも財界にも」モノが言える日本共産党の出番です。


■2010.05.26

「鳩山総理が再度、23日に沖縄に再度総理として訪れました。
勝手に決めた日米合意を押し付けるためです。

しかし沖縄県民は黙ってはいません。
辺野古移転に名護市長はきっぱりと拒否を表明しました。
鳩山首相は、沖縄県民を説得するのではなくアメリカと対等な立場で、交渉すべきです。

憲法前文には、平和のうちに生存する権利を有すること、すなわち平和的生存権の保障をうたっています。
憲法9条で恒久平和と戦争放棄を、憲法25条は、文化的かつ自由な生存の保障をうたっています。

憲法を「武器」に沖縄県民と共に声を上げるときではないでしょうか。


■2010.05.20

先日、派遣社員として働いている青年と話す機会がありました。

その彼が「たまに、将来のことを考えると不安です。」「正社員になりたいです。」と話してくれました。

「いろいろ相談にのるよ」と言ってその日は分かれたのですが、"不安""正社員"の言葉は私の心の中で日をおうごとに大きくなり忘れることはできません。

彼の願いを叶えるためにも、「雇用は正社員が当たり前の社会」の実現を!と改めて決意を新たにしました


■2010.05.06

働くものの団結と連帯のメーデーからはじまり、子供の健やかな成長を願う日まで五日間のゴールデンウイークが終わりました。
五月の連休は、本当にいい天気で、日本全国は民族大移動、どこもかも人がいっぱいでした。家でゆっくりとしているのが一番よかったかもしれませんね。
憲法25条に「すべての国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する」とあります。
家族みんなが元気で安心して暮らせることが、みんなの願いです。
憲法の中身についても考えたゴールデンウィークでした。


■2010.04.26

5月1日は労働者の団結と連帯の祭典メーデーです。
その起源を調べてみると、シカゴの労働者による8時間労働制を願っての蜂起。
"8時間労働制"で思い出されたこと、それは、何年か前にヨーロッパに出張した際のエピソードです。
日本ではこれから仕事という午後3時前、「我社は3時で仕事は終わりです」と訪問先営業マンの発言。ヨーロッパの労働時間が日本に比べ少ないことは知っていたのですが、まさか"1日6時間"、"3時で終わり"とまでは具体的に知らなかったので、びっくりしました。
3時までに仕事を終えられるはずもなく、怖い日本の上司を思い出し、このままでは日本に帰れない。と焦りました。
「昼ごはんが終わったら2時間働いて3時で仕事が終わり?この国の人たちは何時仕事するのだろう?」
幸い、相手の好意で、なんとか残業してもらって目的を果たすことができました。「仕事が3時で終わったらおれ何したらいい」とつぶやくのは仕事漬けの日本人だけでしょう。働き蜂の日本人ならではのエピソードです。
川崎重工は今から約90年前の西暦1919年(大正時代)に日本で初めて8時間労働制を勝ち取った聖地です。しかし、その聖地は今、労働者が仕事漬けにさせられ、8時間労働制は名ばかりの長時間労働が蔓延しています。また、派遣労働者の「雇い止め」「違法クーリング」等の新たな問題も表面化してきています。
今年のメーデーは先輩達が命がけで勝ち取った8時間労働制を守らせ、正規雇用の拡大に大きく舵を切るスタートにしていきましょう。


■2010.04.11

入学シーズンにあわせたかのように一気に桜が咲き、ピカピカの一年生が元気に桜の門をくぐって入学しました。
昨年、国民から大きなランドセルを背負わせてもらったのは民主党でした。国民の期待と希望がいっぱい詰まったピカピカのランドセル、期待したものがなかなか出てこない苛立ちも出はじめました。
「立ち枯れ」の自民党から逃げ出すように5人が立ち上げた新党「たちあがれ日本」、政策も理念も不透明だが消費税増税だけは一致しているとか、これでどうして立ち上がれるのでしょうか。
ピカピカの一年生に夢と希望を与え、国民の命と暮らしを守る変革が望まれます。


■2010.03.25

春の訪れを知らせるうぐいすが鳴き始めました。
まだなんとなくぎこちない。
まだ成鳥していないのか、それとも鳴き始めには練習が必要なのか?
うぐいすは夏を過ぎて次の春まではホーホケキョとは鳴きません。
チャッチャッと鳴きます。何故?
疑問がわいたので調べてみました。
ホーホケキョと鳴くのはオスで縄張りの防衛とメスへの呼びかけとのこと。
また鳴き方がぎこちないのは繁殖に必要なホルモンレベルに到達していないそうです。
さらに本当のうぐいすは一般に言う鴬色ではなく茶褐色でした。
常識の色や行動に迷わされずにあの見事な囀りの主を理解してあげたいと昨今の政治状況と重ねながら考えました。


■2010.03.13

・迷走の民主党は何処へ

普天間基地の代替案を、社民党と国民新党に出させました。
どちらの案も、民主党の理念である国民が主人公、民主主義、からはかけ離れた案です。民主党は、マニフェスト通りなら両案共、拒否ですよね。

核持ち込み密約の報告書の「狭義」と「広義」の密約。密約に「狭義」と「広義」があることを初めて知りました。
密約の討論記録の存在を認めたこと、米国が密約通り洋上に核を積んで有事に際して、密約通り待機させていたことからして、密約が成立していたことは否定できない事実です。
国民が主人公、民主主義、を貫く党だったら、意味不明の概念は不要ではないのでしょうか。国民の視点から全てを見れば良いのですから。


■2010.03.04

世界のトヨタ車が今、大量リコール問題で波紋を広げています。
2008年には大量派遣切りを行ってきたトヨタが今度は欠陥隠しです。
環境を考慮し開発されたエコカー「ハイブリッド車」は人気を得ましたが、リコールの原因について、「量の急拡大に追われるあまり、品質を支える現場の人材育成に十分な時間を取ってこなかった」と述べたことは、「拡大戦略」の中で品質より利益を優先した結果です。
日本企業として世界に恥じないよう、人命優先の原点に立ったものづくりと同時に社会的責任を厳守すべきです。


■2010.02.11

今ほど「人間らしく働ける労働のルール」ということが、重要な意味を持って語られるときは無いと思います。大きな社会問題になっている不安定な派遣労働。働くのは「正社員が当たり前」ということを、ルール化していきましょう。明石で始まっている「派遣切りを許さない」たたかいは、これからが正念場です。


■2010.01.28

沖縄県名護市長選で、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設反対を訴えて、新人稲嶺進さんが当選しました。これまで13年間、基地移転に振り回されてきた市民の意見が反映された結果と言えるでしょう。
鳩山首相は選挙結果を真摯に受け止めて日米対等な立場を貫き、米軍基地に苦しんできた沖縄県民の「基地を無くしたい」との切実な願いに答えるべきです。


■2010.01.13

新しい年を「年越し派遣村」で迎えたニュースがテレビで流されました。
輸出大企業を中心にした「非正規社員切り」による失職者は、政府の調査でも25万人を超えると云われています。
政府は、今通常国会で労働者派遣法の改正案を提出するとしていますが、実施は3年から5年先にする模様です。
これでは遅すぎます。ただちに実施するように、国民一人一人の声を集めて、運動を盛り上げて行きましょう。


■2010.01.01

☆☆ 謹賀新年 ☆☆

昨年を代表する漢字は『新』でした。
自公政権「NO」の国民の意思が反映して新しい時代への一歩がありました。
私たちにとっても新しい経験でしたね。
今年をどんな年にしていくのか、またどんなドラマが生まれるのか、わくわくします。
気持ちを新たにし、より良いコンテンツ作りに取り組んでいきます。
♪♪♪ 今年もどうぞよろしくお願いします ♪♪♪

 

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